どうも!ひーやんです。
今回は「合同会社ひーやんエステート」としての初出張をしてきましたので、法人絡みのブログを書いていきたいと思います。
個人は増税。法人は減税。
時代は個人は増税され、法人は減税される流れとなっています。
個人の所得税の最高税率はバブルが弾けた後、37%まで減税されましたが、その後は段階的に増税されていき、2015年からは45%まで増税されています。
それに対して法人税の実効税率についてはバブル時代から一貫して減税傾向が続いており、所得が年800万円超の法人でも約33%です。
国には、法人税を減税し企業の経済活動を活性化させることで、日本経済を拡大させて税収を増やすとともに、国際競争力を強めるという狙いがあります。
この狙いが達成されれば、企業から個人へ支払われる給料の母数も増えるので個人の税率も減税されていく流れになりそうなものですが、現実は甘くありません。
法人税の減税による日本経済拡大による増収以上に、少子高齢化に伴う社会保障等の財源確保が急務になっているのです。
ただし、法人税を増税させると日本経済が衰退してしまい、負のスパイラルに陥ってしまいますので、個人の所得税をごまかしごまかし増税するしかないのです。
そう考えると、個人は増税、法人は減税という流れは中長期的に見て変わることはないと言えます。
法人設立の目的
前置きが長くなりましたが、私が法人設立した目的はもちろん節税です。
個人は増税。法人は減税という流れを見越して、私は元々、所有型法人として賃貸物件を所有し法人での規模拡大を考えていました。
ただ、諸々の事情により、現在は個人事業主として物件を購入し、管理型法人とサブリリース契約を締結し賃貸経営をしています。
このあたりの検討の流れは以下の法人設立記事を読んでいただければと思います。
経費は個人。収入は法人。
1棟目の葛飾APは2月末に竣工しているのですが、その後、定期的に現地の状況確認に行く事にしています。
葛飾APは合同会社ひーやんエステートの管理物件であるため、現地状況確認については、個人ではなく、法人として行うことにしています。
前回の現地状況確認のための経費についても法人で計上しているのですが、帳簿をつけて
おや?
と思うところがありました。
個人(私)と法人(ひーやんエステート)の所得額から考えると、以下の実行税率となります。
- 個人の実効税率 43%
- 法人の実行税率 23%
現地状況確認のための経費についは、個人事業主で計上した方が節税効果が高いです。
例えば5,000円経費がかかった場合は、以下の節税効果となります。
- 個人で計上する場合 約2,000円(5,000円×43%)
- 法人で計上する場合 約1,000円(5,000円×23%)
このように法人で計上した場合は、節税効果が半分程度になってしまいます。
たかが千円。
されど千円。
欲張りひーやんは、この差額を何とかできないかと考えてみました。
個人事業主として経費計上するか?とも思いましたが、元々はサブリース料が賃料の20%と高めの設定のため、法人としての管理活動実績を作り、税務上の指摘が入るリスクを低減させたいという考えもあったため、正攻法でいきたいです。
と、、、今回の記事で終わらせるつもりでしたが、長くなってきたので、続きは次回で
ヽ(•̀ω•́ )ゝ