どうも!ひーやん@サラリーマン不動産投資実践ブロガーです。
今回は不動産投資研究ブログとなります。
葛飾APの間取り検討が落ち着いた所で、ワタクシひーやんが、具体的にどのように間取り検討をしているのかを整理・公開したいと思います。
他の不動産投資研究ブログは以下にまとまっています。
間取りソフト
間取りソフトには「せっけい倶楽部」などのフリーのものが多く存在します。
一通り使ってみたのですが、私は「Excel DE 間取り図」をカスタマイズして利用しています。やっぱりExcelが手軽で自由度が高いという結論に至りました。
「Excel DE 間取り図」では、窓・引戸、ドアや扉、トイレ、キッチン、洗濯機、洗面、浴槽等の図形が用意されているので、こちらの設備図形を利用して間取りを検討します。
間取り検討の前提と間取り検討の目的
間取り検討の前提として、建設会社から提示されたプランがある事が前提となります。
ん?プランがあるなら間取り検討する必要ないじゃん(。´・ω・)?
と思われる方もいらっしゃると思いますが、建築士も人間ですし、限られた時間の中で、間取り検討を行っていますので、一発目から完璧なプランは出てきません。
建設会社からプラン提示されてからが、施主としてのプラン検討の始まりです。
間取りは建設会社が検討するものではない、施主が検討するものだ!!
ぐらいの気概を持って取り組むべきです。
但し、これから紹介する間取り検討方法については、多少の寸法のズレが発生してしまいますので、建設会社に「こういうプランのイメージで間取り検討をしてほしい」と具体的なサジェスチョンを与えるための検討という位置付けで捉えておいてください。
間取り検討の流れ
プラン検討シートの作成
まずは、新規のExcelBookを作成します。
※私はExcel2013を利用していますが、Versionはあまり関係無いです。
プラン検討用のSheetを作成し、Excelの1セルを1cm幅とするために、列幅を4.56、行の高さを28.8に設定します。
以後、Excelの1セルの1cmはプラン上の20cmとみなして扱います。
プランのEXCEL貼り付け
寸法が記載されているプラン(画像ファイル)をエクセルに貼り付けます。
プランには芯芯寸法が記載されているので、エクセルの1セルの縦横幅を20cmとみなし、図面の拡大縮小を行っていきます。
※芯芯寸法に合わせたオートシェイプを作っておくと調整しやすいです。
パーツ作成
プランを寸法調整した上で、Excelに貼り付ける事ができたら、続いて設備仕様等のパーツ作成です。
※パーツ作成には、前述の「Excel DE 間取り図」の図形を利用します。
エクセルに貼り付けたプランの設備の寸法に合わせて、「Excel DE 間取り図」の設備の図形を拡大縮小しながらはめていきます。
これで、プランの寸法にあった、設備図形の出来上がりです。
間取り検討
設備図形が出来上がったら、ようやく本格的な間取り検討の始まりです。
居室の形に合わせて、設備図形を組み合わせて、最適な間取りを模索してみてください。
どう組み合わせても、うまくいかない場合は、部屋と部屋の界壁の位置をずらす事で、可能性は広がります。
最後に
間取りによって、賃料は1割前後変わってきますが、悪い間取りを良い間取りにするのは、コストはかからないので、間取り検討は費用対効果抜群の工程となります。
葛飾APの間取り検討ですが、ブログ上では建設会社(アルドルビー)とのやりとりは2回程度となっていますが、数えてみると、合計9回のプラン調整をかけています。建設会社は勿論、良い顔はしませんが、時間の許す限り、間取りには妥協は許さないようにしましょう。