どうも!ひーやん@サラリーマン不動産投資実践ブロガーです。
昨日(6月29日(金))は首都圏不動産投資実践会のセミナーでした。
公開コンサルと懇親会で、かなり有意義な時間と出会いがありましたので、近日中に本ブログでも報告しようと思います。
さて、皆さん、お気づきでしょうか?
本ブログもとうとう、httpからhttpsに切り替えが完了しました(地味に苦労しました・・・orz)
これで皆さんが本ブログを見る時に「安全ではないサイトですが、閲覧継続しますか?」みたいな警告が出なくなると思います。
それでは、本日は葛飾APの続編で、一つのターニングポイントとなります。
Kaito建設からの劣化対策等級の確認結果
アルドルビーには劣化対策等級2をつける事を明示的に伝えていませんでした。
なので、Kaito建設が劣化対策等級をつけているのであれば、価格差も縮まるかと思いましたが、アルドルビーは劣化対策等級3に加えて耐震等級まで3がついてくる事がわかりました。
※劣化対策等級、耐震等級については、以下を参照ください。
ほぼほぼ、Kaito建設の勝ち目はなくなったのですが、まだ、建築費が減額される可能性も残っています。
ちょっとした期待を胸に、Kaito建設からの連絡を待っていると、営業の竹下さんから電話がありました。
劣化対策等級の件、確認とれました
いかがでしたか?
申し訳ありません。。。私が失念しておりました。劣化対策等級は含まない金額となっています
えぇ!?
金融機関からは「設計性能評価」と「建設性能評価」の両方が求められ、審査機関に支払う「申請料」が高額なため結構な金額になってしまいます。
劣化対策等級をつけるといくら追加になりますか?
70万円となります
えぇえー!?
前回提示した4450万円も当社として精一杯の金額でして、劣化対策等級の費用を吸収させる余地が残っていないのです
そうですか・・・・他社さんも再見積もり中なので、結果がわかり次第、連絡します
何と、、Kaito建設さん、劣化対策等級をつける事をすっかり忘れていたようです。これは万事休すか・・・
アルドルビーからの見積もり再提示
怒涛の黒神ラッシュを受け、建築費の再検討を行っているアルドルビーですが、とうとう、営業の坂上さんから連絡がありました、
※黒神ラッシュについてはこちら
前回の打ち合わせを受け、弊社側で桐生とも相談し、前回提示金額の4450万円から4300万円に近づけるよう検討しました
ありがとうございます。検討の結果はいかがでしたか
申し訳ありません。ご希望の金額に近づけるよう努力したのですが、どうしても届きませんでした
そうですか、、、それは残念です。では結局。いくらとなるのですか?
精一杯、努力致しまして、4330万円となります
わっしょーい♪
——(゚∀゚)——-
そ、そうですか・・・・(ドキドキがとまんねーよ)まぁ、そうですよね。。。。希望額には届かないまでも、非常に努力して頂けたのかなと思います
努力不足で申し訳ありませんが、どうか、こちらの金額でご検討を頂けますでしょうか?
いや、もう決めました。アルドルビーさんにお願いします。
ありがとうございます!!
完結!!建設会社選定戦
これまでの建築費の見積もり金額の一覧をまとめると以下となります。
最終的に、Kaito建設 vs アルドルビーは190万円の差でアルドルビーに軍配が上がりました。
Kaito建設 竹下さんとのお別れ
思えば、Kaito建設の竹下さんには非常にお世話になりました。
ブログでは書ききれていない部分もありますが、通行掘削承諾、水道管引き込み、地盤改良についてのアドバイス。買付け前の迅速なプラン検討、建築士との折衝等、本当に頑張って頂きました。
最後はきっちりと挨拶をしてお別れしたいと思います。
以下、原文ママ(建設会社、名前のみ仮称)の私からのお別れメールです。
他社の見積もりが出ましたが、最終的には100万以上のコスト面での差が出てしまいました。竹下さんのおっしゃった通り、1棟目は非常に重要だと考えているため、シビアですが他社さんに決める方針で固まりました。
竹下さんには、売買契約前に他社に追従を許さないスピード感と、親切・丁寧なコミュニケーションで進めて頂いたので、このような結果をお伝えせざるを得ない状況となり、非常に心が痛いです。
ただ、間違いなく、竹下さんは抜群の営業力と不動産知識をお持ちだと思いますので、今後(少しお時間を頂くかもしれませんが)、機会があれば、またお付き合い頂けると嬉しいです。
最後に改めて、今回はKaito建設さんにご発注ができず、本当に申し訳ありません。
また、それ以上に親身に相談に乗って頂き、本当に感謝しております。ありがとうございました。
以下、原文ママの竹下さんからの返信です。
いよいよ、ひーやん様の第一号案件がスタートすることができて本当に良かったです。
一方、当社の見積金額では、私の力が足りずに申し訳ございませんでした。ひーやん様のご期待にお応えすることができなかったことをお詫びいたします。
また、当社(小職)に対し過分なご評価を添えていただきありがとうございます。ひーやん様のご配慮の深さにも感謝いたします。今後、再びご縁がある事を願っております。
この度は誠にありがとうございました。
ひーやん様の不動産事業のご成功とご発展を願いつつ・・
Kaito建設 竹下
これにて、建設会社選定戦は完結となります。
本ブログは2017年12月頃の記事となり、建築費については当時の金額となります。
2021年4月時点においては、消費税も8%→10%にあがっていますし、建築費も値上がりが続き、ブログ執筆時点よりも15%~20%程度上がっています。
本ブログの建築費を基準として、投資家の方が工務店探しをされ、費用感が合う工務店が見つからず、ようやく見つかったと思ったら、どうしても受注をしたい破産寸前の工務店で、着手金を払った後に音信不通になり破産をしたという話も聞きました。
※実際に本ブログ記載のK社は倒産しています。
建築費は前述の状況である事を踏まえた上で、財務余力、信頼性を重視した選定を行うよう、注意をお願いします。