YOLO!ひーやんです。
設計製図試験の体験記ですが、本記事が12月1日(木)の合否発表前の最後の記事となります。
いやぁ、何とか間に合いました!それでは、早速、本題いってみましょう!
最終模擬試験の受験後
日建学院の最終模擬試験でランクⅢ(不合格)を叩き出しましたが
(まぁ、でも、考え方によっては、最終模擬試験で惨劇を味わった事は良かったのかもしれない。追い込まれた時の精神状態も把握できたし、一式図も最悪、2時間で書き上げる事ができるという事もわかったし)
と持ち前のポジティブシンキングを発揮しながら帰宅し、妻のみーやんに最終模擬試験の結果を伝えました。
とまぁ、最終模擬試験の結果はカクカクシカジカでした。
本番ではこのような事がないように、最善を尽くす所存でありますが、もし、万が一、本番でも同様の事象が発生した場合は、来年に改めて試験を受けるしかないわけでありまして・・・
・・・来年は自力で受けてね
・・・設計製図試験は毎年、お題が変わってしまうのです。
お題に応じた対策を考えてくれる日建様のお力を来年もお借りし・・
大丈夫!
一発合格できる!
自分を信じて!
私も信じてる!
背水の陣!ここに成る!・・・です!
₍₍ (ง ˙؎˙ )ว ⁾⁾
設計製図試験 当日
とうとう、設計製図試験本番当日を迎えました。
設計製図試験は11時~16時の5時間ぶっ続けの試験です。試験中は飲食も可能なため、手軽に食べられるサンドイッチと、集中力ブースト用のリボビタンDを持ち込む事にしました。
神奈川の試験会場は専修大学。事前に日建学院から以下の案内ありました。
A2サイズの平行定規と製図道具一式をもって25分の坂道を登るという「体力勝負」の設計製図0次試験。
普段の筋トレとランニングで鍛え上げた肉体をもって、当日は無事、この体力勝負を制し、専修大学にたどり着く事に成功しました(駅から会場までバスが出てましたので乗ったら着きましたw)
ただ、油断は禁物。
専修大学内でも会場が分散されており、私の試験会場である4号館までキャンパス内をさまよい歩きます。
4号館につくと、私の顧問税理士でもある田村さんとバッタリ会いました。
※田村さんとは建築士専門学校の同級生です。
田村さんも4号館なんですね!今日はお互い、頑張りましょう!
はい!二人で合格しましょうね!
建築士専門学校では田村さんは平日コースで私は週末コース。同じクラスではなかったものの2年間同じ学校に通い、一緒に卒業式にも参列した間柄です。なんとか2人で合格したいものです。
会場に入りすると、既に複数名の方が製図道具を準備していましたが、平行定規の設置に戸惑っている様子でした。
理由はすぐにわかりました。長机の縦幅が非常に狭く(36cm位)、平行定規がうまく机に設置できないのです。
ただ、この問題については事前にわんさん(一級建築士)から情報共有してもらっていました。
対策として自作の枕木を作って、常に自作枕木モードで製図練習も行っていました。
焦る事なく平行定規を長机に設置し、試験開始時間まで縦横に軽く線を引き、体を製図モードに変えていきます。
設計製図試験 開始!
11時を迎え、とうとう設計製図試験が始まりました。
それでは、はじめてください!
まずは設計課題を読んでいきます。
(敷地の東側に公園・・・となると採光は南側だけでけなく、東からもとれるな。立面図も東側立面を書くよう指定があるから、東側間口にして南北方向縦長に乳児室・ほふく室を配置しよう。立面図も書きやすいし。
準耐火建築物の指定はない・・・。なんだとー。。。準耐火建築物じゃない矩形(かなばかり)図は練習あまりしてない。。。いや、でも、準耐火建築物で書こう。安全側だから減点にはなるまい。
よし!!)
ちなみに設計課題はこんな感じでした。
設計課題を読み解いた後は、エスキースを書いていきます。
1/200スケールで要求室を配置し、それぞれの要求室の位置関係を記載した後、同じく 1/200スケールで平面図兼配置図を組み上げていきます。
(くっ・・・・
調乳室が乳児室からしか入れない・・・
けど、ここを崩すとプランの大幅なやり直しが発生・・・
大幅減点にはならないだろう!これでいこう!!)
書いたエスキースはこんな感じ。
ストップウォッチを見てみると、1時間30分が経過していました。
残りは3時間30分。一式図を書き上げるには時間は十分。ここでエスキースを見直し、要求を満たしていない部分がないかをセルフチェックし、計画の要点、面積表を記入。一式図の作成に取りかかります。
(落ち着けー
落ち着けー
焦るなー
焦るなー)
いつもより慎重に平面図を書き上げストップウォッチを見ると、3時間20分が経過していました。残り1時間40分。完図は間に合う!ゴールが視界に入り、心臓の鼓動が早まります。
ここで用意していたリボビタンDを流し込み、集中力にブーストをかけます。
(か、書けた!!
後は見直し、見直し・・・)
ストップウォッチを見ると残り10分。急いで見直しを行い、細かい部分を修正し、ハッチング等を書いて製図の密度を高めます。
時間となりました!終わりです!!
試験終了の時刻を迎え、製図用紙の回収が始まりました。
(あ。。。駐輪スペースのレタリング忘れてる・・・
ぬは・・・小屋束が1本、足らない。あれ?そもそも屋根のかけ方が・・
あわ・・・立面図の見えがかりの線を書いてない)
不思議なもので、見直しの時に気づかなかったミスがこの回収時間の数分の間で色々と見えてきましたが、時すでに遅しです・・・( ̄_ ̄|||)
設計製図試験 終了
設計製図試験が終わり、試験部屋を出ると税理士の田村さんと会いました。
お疲れ様でした。どうでしたか?
時間ギリギリでした。。。
前の人が30分位前には書き上げてたみたいで、焦りました。
ど、どんなプラン書きましたか?
乳児室・ほふく室を南北縦長にとり、東側を間口にするプランにしました。でも、そうすると敷地西側が凄く余ってしまって。。。。
回収時に前の人のプランを見ると、南側に乳児室・ほふく室を配置していたので、ちょっと心配です。
そ、そうなんですね。。。私も南北縦長に配置するプランにしました。
いやぁー、それにしても疲れました。来年は受けたくないですね。
ですね。お互い、合格していると良いですね。
設計製図試験は自己採点ができないため、合格発表日である12月1日(木)までは合格しているかどうかわかりません。
スッキリしない状況が続きますが、試験の特性上、やむ無しです。。。
設計製図試験 復元図
日建学院に設計製図試験の復元図を提出する必要があったので、数日後、自宅でエスキースを元に復元図(平面図)の作成を行いました。
※設計製図試験本番では立面図と伏図と矩計(かなばかり)図も書いていますが、復元の対象外です。
もし、合格した場合は、今後は手書きで製図する事もないだろうな・・・
これまで練り上げた製図技術の向上にかけた時間や思い出を振り返ると、急に感慨深くなり目頭が熱くなりました。(´;ω;`)
以下が設計製図試験の復元図となります。
とりあえず、やれる事は全部やりました。
あとは、12月1日(木)の合格者一覧に自分の受験番号が載る事を祈るだけです!
(@•̀ㅂ•́)b